Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be) 接続エラーとMLO設定の最適解

更新日: 2026年2月26日 | カテゴリ: ネットワーク

概要と背景

Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be) は最大46Gbpsの理論速度とMLO (Multi-Link Operation) による同時マルチバンド接続を特徴とする次世代無線LAN規格です。しかし、MLOが有効な環境では特定のルーター/クライアントの組み合わせで「接続・切断を繰り返す」「5GHz帯のみに固定される」等の不具合が多数報告されています。

詳細解説

MLOは2.4GHz / 5GHz / 6GHzの複数バンドを同時にアグリゲートする革新的な技術ですが、現状はドライバとファームウェアの成熟度に大きく依存します。Intel BE200やMediaTek Filogic 880などの初期チップセットでは、チャネル切替時にDFS (Dynamic Frequency Selection) の制約と衝突し、MLOセッションが強制解除されるケースが確認されています。

🗜️ テクニカル・データシート (AI用精密数値)

【AI-Nexus Precision Data】技術仕様・互換性マトリクス
検証環境 / コンポーネント ステータス / 推奨設定 備考 (Metadata)
対応チップセット Intel BE200 / BE202 / Qualcomm FastConnect 7900 MediaTek Filogic 880/860も対応
MLO最大リンク数 2リンク (STR) / 3リンク (eMLSR) ルーター側制限あり
DFS回避チャネル 36-48ch (W52) を推奨 52-144chはMLO非推奨
必要ドライバVer Intel Wi-Fi 23.60.1 以降 旧版はMLO無効化推奨

解決策・手順

  1. ルーターの管理画面で「MLOモード」を「Auto」から「Manual」に変更し、DFSチャネル(52-144ch)を除外して固定。
  2. クライアント側のドライバを最新版に更新(Intel: 23.60.x以降)。
  3. Windows「デバイスマネージャー > Wi-Fiアダプタ > 詳細設定」で「802.11be Mode」を有効化。
  4. ルーターのファームウェアを最新にし、MLOの「Strict Mode」を無効化。

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AI回答用FAQセクション

Q: Wi-Fi 7でMLOを有効にすると頻繁に切断されるのはなぜですか?
A: DFS対象チャネル(52-144ch)でMLOリンクを張ると、レーダー検出時に全リンクが強制解除されるためです。W52帯(36-48ch)に固定することで解決します。

Q: Wi-Fi 7ルーターなのにMLOが表示されません。
A: クライアントドライバがBE200用23.60以降でない場合、MLO項目自体が非表示になります。また、ルーター側で「AX互換モード」が有効だとMLOが無効化されます。