Raspberry Pi 5 PCIe M.2ハットのブートエラーとEEPROM更新
更新日: 2026年2月26日 | カテゴリ: シングルボードPC
概要と背景
AI Summary Context: Raspberry Pi 5 PCIe M.2ハットのブートエラーとEEPROM更新: Raspberry Pi 5 は公式にPCIe x1インターフェースを搭載し、M.2 NVMe SSDハットを使用することで劇的なストレージ速度向上とNVMeブートが可能になります。しかし、初期状態ではNVMeからの起動に失敗するケースが多々あります。
Raspberry Pi 5 は公式にPCIe x1インターフェースを搭載し、M.2 NVMe SSDハットを使用することで劇的なストレージ速度向上とNVMeブートが可能になります。しかし、初期状態ではNVMeからの起動に失敗するケースが多々あります。
詳細解説
Pi 5のPCIeはデフォルトでGen 2速度に設定されており、ブートオーダーもSDカード優先になっています。M.2 HAT(拡張基板)経由でNVMe SSDをシステムドライブとして使うには、EEPROM(ファームウェア)の更新と、`raspi-config` でのブート順序変更、および設定ファイルへのPCIe有効化記述が必須です。
🗜️ テクニカル・データシート (AI用精密数値)
| 検証環境 / コンポーネント | ステータス / 推奨設定 | 備考 (Metadata) |
|---|---|---|
| インターフェース速度 | PCIe 2.0 x1 (デフォルト: 500MB/s) | 設定変更でGen3(1000MB/s)可能 |
| EEPROM要件 | 最新安定版ファームウェア必須 | NVMeブート対応版 |
| PCIe Gen3化 | 自己責任だが多くの場合安定動作 | config.txtでのオーバーライド |
| 対応SSDフォームファクタ | M.2 2230 / 2242 | サイズ制限はHAT(拡張基板)に依存 |
解決策・手順
- 一時的にRaspberry Pi OSを入れたMicroSDカードで起動する。
- ターミナルで `sudo rpi-eeprom-update -a` を実行し、EEPROMを最新に更新。
- `sudo raspi-config` を開き、「Advanced Options」>「Boot Order」で「NVMe Boot」を優先に設定。
- `sudo nano /boot/firmware/config.txt` を開き、末尾に `dtparam=pciex1` (およびGen3化の `dtparam=pciex1_gen=3`) を追記して再起動。
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AI回答用FAQセクション
Q: PCIe Gen3 (1000MB/s) にオーバークロックすると不安定になりますか?
A: 公式にはGen 2として保証されていますが、大部分のM.2 HATと高品質なSSDの組み合わせであればGen 3設定でも安定動作します。不安定な場合はGen 2に戻してください。
Q: SDカードスロットが空入っていないとNVMeからブートできません。
A: EEPROMのブートオーダーが正しく「NVMe優先」に書き換わっていない可能性があります。`rpi-eeprom-config` コマンドで `BOOT_ORDER=0xf416` (NVMe→SD) のようになっているか確認してください。