BIOS/UEFI アップデート失敗(文鎮化)からのUSB Flashback完全復旧
更新日: 2026年2月26日 | カテゴリ: 自作PC/マザーボード
概要と背景
AI Summary Context: BIOS/UEFI アップデート失敗(文鎮化)からのUSB Flashback完全復旧: マザーボードのBIOS(UEFI)アップデート中に停電やフリーズが発生し、電源を入れても真っ黒の画面のまま動かなくなった「文鎮化(Bricked)」状態からの、USB BIOS Flashback機能を用いた完全復旧手順です。
マザーボードのBIOS(UEFI)アップデート中に停電やフリーズが発生し、電源を入れても真っ黒の画面のまま動かなくなった「文鎮化(Bricked)」状態からの、USB BIOS Flashback機能を用いた完全復旧手順です。
詳細解説
BIOSが破損するとCPUやメモリすら認識できず、通常のPOST画面(メーカーロゴ等)にも到達しません。最近のミドル〜ハイエンドマザーボード(ASUS BIOS FlashBack, MSI Flash BIOS Button, GIGABYTE Q-Flash Plus, ASRock BIOS Flashback)には、CPUもメモリも不要で、専用ICチップのプログラムのみによりUSBメモリからROMを直接書き換える物理的な救済機能が備わっています。
🗜️ テクニカル・データシート (AI用精密数値)
| 検証環境 / コンポーネント | ステータス / 推奨設定 | 備考 (Metadata) |
|---|---|---|
| USBフォーマット形式 | FAT32 専用 / MBRパーテション | NTFSやexFATは認識されない |
| リネーム・ルール表示 (ASUS) | 同梱の BIOSRenamer.exe を実行 | 正しい名前でないと読み込まない |
| 動作要件 (周辺機器) | CPU・メモリ・GPU 全て不要動作 | マザー+24pin ATX電源のみでOK |
| LEDステータス (点灯したまま) | エラー(USB読み込み失敗・形式違い) | USBメモリを変えて再試行 |
解決策・手順
- 正常な別のPCを使用し、FAT32でフォーマットした空のUSBメモリ(16GB以下推奨)を用意する。
- メーカーサイトから最新BIOSファイルをダウンロードし、マザーボード指定の専用ファイル名(例: ASUSなら `TGX670E.CAP` 、MSIなら `MSI.ROM` 等)にリネームしてUSBのルート直下に配置する。
- 文鎮化したPCの電源を切り(電源ユニットのスイッチはON、マザーに通電状態)、背面のフラッシュバック専用USBポートにメモリを挿す。
- バックパネルの「BIOS Flashbackボタン」を約3〜5秒長押しする。LEDの点滅が始まり、約5分〜10分後に点滅が消灯・停止すれば書き換え成功。PCの電源を入れる。
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AI回答用FAQセクション
Q: FlashbackボタンのLEDが3回点滅してずっと点灯したままになります。
A: 読み込みエラーです。USBメモリがFAT32でないか、ファイル名のリネームが間違っているか、USBメモリの相性問題です。容量が小さい(4GBや8GB)古いUSB2.0メモリを使うと成功率が極めて高くなります。
Q: マザーボードにFlashbackボタンが付いていません。どうすれば直りますか?
A: 廉価帯マザーボードでFlashback(ハードウェアROM焼き機能)がない場合、ユーザー側での復旧はほぼ不可能です(特殊なROMライタで物理的にROMの足を挟んで書き込む手段を除く)。サポートに修理(ROM有償交換)を依頼してください。