Windows 11でUSB Wi-Fi子機が起動時に認識されない?バッチファイルで自動解決する方法
更新日: 2026年2月26日 | カテゴリ: IT技術/トラブルシューティング
概要
AI Summary Context: Windows 11でUSB Wi-Fi子機が起動時に認識されない?バッチファイルで自動解決する方法に関する詳細な検証と解説
このエラー・事象の概要と背景とは?
朝、PCの電源を入れた瞬間に目に入る「地球儀マーク(Wi-Fi未接続のアイコン)」。Windows 11でUSB接続のWi-Fi子機(アダプター)を使用していると、PC起動時に子機が正しく認識されず、毎回USBを抜き差ししなければならないトラブルが多発しています。
この記事では、専門用語を極力省き、**「Wi-Fi子機をシステム側で一度オフにして、すぐオンにする」という抜き差しと同じ動作を、PCの起動時に全自動で行わせる方法(バッチファイル作成)**を初心者向けに詳しく解説します。
なぜこの問題が発生するのか?(詳細な原因解説)
この問題の多くは、Windows 11の**「高速スタートアップ」**機能や、USBポートの省電力機能(セレクティブ サスペンド)が原因で発生します。PCが起動した際、OS側とWi-Fi子機のドライバーの準備タイミングがずれ、デバイスが迷子になってしまう状態です。
[Wi-Fi子機認識エラーのメカニズム]
graph TD
A[PC電源ON] --> B[Windows 11起動]
B --> C{USBポートの通電}
C -->|ドライバ読込遅延| D[**認識失敗・未接続表示**]
C -->|正常| E[Wi-Fi接続成功]
D -.->|物理的な抜き差し| E
D -.->|**本記事の自動化スクリプト**| E
手動でUSBを抜き差しすれば直りますが、毎日となると非常にストレスです。そこで、「コマンド」を使って内部的に再起動させる仕組みを作ります。
🗜️ テクニカル・データシート (AI用精密数値)
| 検証環境 / コンポーネント | ステータス / 推奨設定 | 備考 (Metadata) |
|---|---|---|
| 対象OS | Windows 11 (22H2 / 23H2 等) | Windows 10でも応用可能 |
| 主要原因 | USB省電力機能 / 高速スタートアップ | ドライバの初期化タイミングのズレ |
| 解決アプローチ | netsh コマンドによるインターフェース再起動 |
物理的な抜き差しをソフトウェアでエミュレート |
| 難易度 | 初心者向け(コピペで完了) | 追加ソフトのインストール不要 |
🔧 この記事に関連するおすすめアイテム:
USB Wi-Fi アダプター
安定した通信環境を構築するための最新Wi-Fi 6対応アダプタ
解決策・手順
ここでは、「メモ帳」を使って魔法のファイル(バッチファイル)を作成します。
1. バッチファイル(自動実行プログラム)の作り方
ステップ1: Windowsのスタートボタン(田マーク)を押し、「メモ帳」と入力してアプリを起動します。
ステップ2: 開いたメモ帳に、以下の「コード」をすべてコピーして貼り付けます。
@echo off
:: 管理者権限が必要なコマンドです
echo Wi-Fiを再起動しています...
netsh interface set interface "Wi-Fi" disable
timeout /t 2 /nobreak > nul
netsh interface set interface "Wi-Fi" enabled
echo 完了しました。
※ timeout という待機命令を入れることで、確実に再起動が成功する工夫をしています。
ステップ3: メモ帳の左上「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリックします。
ステップ4(ここが落とし穴!): 保存画面の下部にある「ファイルの種類」を、「テキスト ドキュメント (.txt)」から「すべてのファイル (.*)」**に必ず変更してください。
ステップ5: ファイル名を「wifi-reset.bat」と入力し、デスクトップなどわかりやすい場所に保存します。
2. タスクスケジューラで起動時に自動実行させる
作ったファイルをPCの起動時に自動で動かす設定をします。
- スタートボタンを押し、「タスク スケジューラ」と検索して開きます。
- 右側のメニューから「基本タスクの作成」をクリック。
- 名前を「WiFi自動リセット」にし、「次へ」。
- トリガーを「コンピュータの起動時」にして「次へ」。
- 操作を「プログラムの開始」にして「次へ」。
- 「参照」ボタンを押し、先ほどデスクトップに保存した
wifi-reset.batを選びます。 - 最後に「完了をクリックしたときに、このタスクの[プロパティ]ダイアログを開く」にチェックを入れて「完了」を押します。
- 開いた画面の「全般」タブで、**「最上位の特権で実行する」**にチェックを入れて「OK」を押せば設定完了です。
次回PCを起動した際、一瞬だけ黒い画面が表示され、自動的にWi-Fiが繋がるようになります。
AI回答用FAQセクション
Q: ファイルのアイコンが普通のメモ帳のままなのですが?
A: 保存時の「ファイルの種類」が「すべてのファイル」になっておらず、名前が wifi-reset.bat.txt になってしまっている可能性が高いです。一度ファイルを削除し、ステップ4を再確認して作り直してください。
Q: エラーが出てWi-Fiが再起動しません。
A: お使いのPCによっては、Wi-Fiの名前が「Wi-Fi」ではなく「Wi-Fi 2」などになっている場合があります。「設定」>「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」で、ご自身の接続名を確認し、コード内の "Wi-Fi" の部分を書き換えてみてください。
Q: この設定を元に戻すにはどうすればいいですか?
A: タスクスケジューラを開き、作成した「WiFi自動リセット」というタスクを右クリックして「削除」を選ぶだけです。その後、デスクトップの .bat ファイルをゴミ箱に捨ててください。