AIエージェントを「都合の良いアシスタント」から「有能な専属編集者」に変える魔法のプロンプト

更新日: 2026年2月26日 | カテゴリ:

概要

現場のエンジニアが抱える「ブログが続かない病」

我々のようなインフラエンジニアや開発者にとって、**日々のトラブル対応やバグ解決の過程こそが最高のブログネタ(知見)**です。 謎のエラーコードとの格闘、ドキュメントに載っていない仕様の罠、そして泥臭い回避策。これらは同じ沼にハマっている世界中の誰かを救う宝の山です。

しかし、現実はどうでしょう。 数時間に及ぶ死闘の末に問題が解決した時、私たちはこう思います。 「疲れた…。この記事まとめは、明日元気な時に書こう」

はい、お分かりですね。その「明日」が来ることは永遠にありません。 こうして、貴重な技術メモはローカルのテキストファイルやSlackの海に沈んでいきます。

コピペで使える「編集者化プロンプト(魔法の1行)」

やり方は驚くほど簡単です。 AIツールの「Custom Instructions(カスタム指示)」や「Rules for AI」、あるいはプロジェクトルートの .cursorrules などに、以下のたった1ブロックの文章を追加するだけです。

**【Proactive Insight Proposal (自発的な知見の記事化提案)】**
対話の中で有用な知見(トラブル解決策、特異なバグ回避、現場特有のワークアラウンドなど)を見つけた場合、問題解決の回答をするだけでなく、必ず自発的に「この内容は他のエンジニアにも役立つ知見です。Markdownでブログ記事として起草しましょうか?」と提案すること。

この1行がもたらす劇的な効果

この指示を入れておくだけで、AIと一緒にエラーを解決した直後、AIが勝手にこう切り出してきます。

「無事に解決してよかったですね!ところで、今回の一連のDLP制限とプロキシ設定の回避策は、非常に実践的で他のエンジニアの役にも立つはずです。このままの文脈で、ブログ掲載用のMarkdown記事を起草しましょうか?」

この言葉を言われたら、人間は**「YES(お願い)」と一言返すだけ**です。 導入の背景、直面したエラー、試したこと、そして最終的な解決策まで、AIがさっきまでの対話履歴から完璧に抽出して、構造化された見事なMarkdown記事を数秒で書き上げてくれます。

ブログ以外への応用:Xのポストや業績評価の「振り返り」にも

この「AIを専属編集者にする」というアプローチは、長文のブログ記事を書く時だけのものではありません。

例えば、プロンプトを少し書き換えて**「解決したら、140文字以内でX(Twitter)にポストしやすい形式でまとめて」**と指示しておけば、開発の息抜きにパッとSNSへ技術のアウトプットを投下できるようになります。

さらに強力なのは、会社支給の環境(GitHub Copilot Chatなど)での応用です。 期末の「業績評価」や「振り返り(1on1)」の時期になってから、半年分の自分の成果を慌てて思い出すのは地獄の作業です。そこで、日々のCopilotとの対話のルールに**「重大なバグを解決した際は、自動的に『今週のハイライト・実績報告用フォーマット』で要約を提案して」**と仕込んでおくのです。

こうすることで、日々の業務効率化だけでなく、自分自身の「評価(キャリアアップ)」に直結するドキュメントすらも、AIが勝手に生成・提案してくれるようになります。

まとめ:本来の脳のメモリは「決断」と「推敲」に使おう

ゴミ拾いや情報の整理、そして「ゼロから文章を書き始める労力」はすべてAI(専属編集者)に任せましょう。 私たち技術者が本来脳のメモリを使うべきなのは、解決策の**「決断」であり、AIが書き上げた記事の「推敲(事実確認と微調整)」**だけです。

「ブログが続かない病」に悩んでいる全てのエンジニアの皆さん、騙されたと思ってこの魔法の1行をAIの設定に仕込んでみてください。 きっと、あなたのローカルに眠っている「宝の山」が、次々と世に放たれるはずです。

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解決策・手順

最近、私はCursorやWindsurf、そして様々な統合型AIエージェント(アシスタント)を業務に取り入れています。彼らは非常に優秀で、エラーの解決策を一緒に探してくれます。

ある日、私は閃きました。 AIがバグ解決まで伴走してくれたのなら、その文脈(コンテキスト)を全部持っているAI自身に、「これ、このままブログ記事にまとめませんか?」と言わせれば良いのではないかと。

重い腰を上げるには、外部からの「お尻を叩く存在(編集者)」が必要です。 AIをただの「質問に答える都合の良いアシスタント」から、「専属のネタハンター(編集者)」に昇格させるのです。

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